【祝・受賞】令和3年度 県政功績者(新型コロナウイルス感染症対策関係)表彰">

【祝・受賞】令和3年度 県政功績者(新型コロナウイルス感染症対策関係)表彰

2021年11月26日 トピックス

 令和3年11月25日(木)、ホテル談露館(甲府市丸の内)において県政功績者(新型コロナウイルス感染症対策関係)表彰式が執り行われ、個人3、団体55が顕彰されました。
 これは、県政発展の原動力として長年にわたり貢献した団体や、個人などを県政功績者として山梨県が表彰するものです。今年度は、特別に新型コロナウイルス感染症関連の特別功績と特別感謝状が設置され、本学では団体特別功績として島田眞路学長、団体特別感謝状として山梨大学医学部附属病院DMAT、個人特別感謝状として井上修特任教授が出席し長崎知事から賞状を授与されました。
 長崎知事の挨拶の後、受賞者代表として挨拶された島田学長は、武漢から発生したCOVID19の脅威をいち早く察知し、患者受入態勢を整え、ダイアモンドプリンセス号の乗客患者の受入れ、令和2年5月からは山梨県では初となるドライブスルー方式によるPCR検査を開始、国立大学病院で初となる医療の逼迫が深刻な大阪府や沖縄県に看護師を派遣、本年3月からは医療従事者、6月からは職域接種として本学・アライアンスの県立大学をはじめ、県内大学、企業等の関係者9万7千回以上ワクチン接種を実施、医療強化型宿泊療養施設の運営、SHINGENシステムの開発、退所後のケア、後遺症外来の開始等、大学がワンチームとなりコロナの対応を行ってきたことを話されました。
 最後に、島田学長は表彰に対しての謝辞と第6波に備え3回目ワクチン接種を積極的にすすめ、県民の皆様と共にコロナと闘っていきたいと述べられました。

【山梨大学の取り組みについての参考資料】
山梨大学の比類なき挑戦(出典:「大学マネジメント」2021年8月号)
コロナ対策をリードしながら見えてきた日本医療の盲点(出典:PHP研究所『THE21』)
学長インタビュー(出典:週刊文春「学長インタビュー」)
コロナ禍で暴かれた日本医療の盲点(出典:株式会社平凡社Webサイト)

・団体
【特別功績】 
国立大学法人 山梨大学   学長 島田眞路
功績概要:昼夜を問わず患者に対して医療や看護を提供した。特に、「医療強化型宿泊療養施設」の運営に当たっては、医師や看護師を派遣し医療提供体制の強化に協力した。また、県内の教育機関や障害者施設など多くの職域等を対象としたワクチン接種を実施するとともに、県大規模接種センターへの医療従事者の派遣や、県若者ワクチン接種センター等の設置を行うなど、患者への対応や県内のワクチン接種体制の強化に尽力することにより、山梨県の感染症対策の推進に大きく貢献した。 

【特別感謝状(患者の入院調整や情報管理等に関する貢献)】
山梨大学医学部附属病院DMAT
功績概要:患者の入院調整や情報管理など、昼夜を問わず対応することにより、山梨県の感染対策推進に貢献した。

・個人
【特別感謝状(感染対策に関する助言や患者の入院調整に関する貢献)】
山梨大学医学部附属病院感染制御部 特任教授 井上 修
功績概要:山梨県COVID-19専門会議委員として、感染症対策に関する助言や患者の入院調整などを行うことにより、山梨県の感染症対策推進に貢献した。

※山梨大学ではSDGsに取り組んでいます。この他の取り組みにつきましては、こちらのページをご覧ください。