「令和3年度 第1回 峡南5町・山梨大学連携推進協議会」を開催

2021年11月19日 トピックス

 令和3年11月15日(月)、大村智記念学術館において、「令和3年度 第1回 峡南5町・山梨大学連携推進協議会」を開催しました。
 本学は、峡南5町(市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町)と令和3年7月19日に自然・環境、健康・福祉、防災、教育・文化、産業・科学技術、観光など幅広い分野で連携し、相互の発展を目指すことを目的に包括的連携協定を締結し、まずは優先度が高い地域防災について取り組むこととしました。
 第1回目の協議会は、本学と峡南5町のほか、山梨県防災局と山梨県峡南地域県民センターにもご出席いただき、地域防災の取組等について協議を行いました。
 協議会では、熊田伸弘 産学官連携担当理事から開会趣旨等を含めた挨拶があり、本協議会の設置要項について審議・制定を行った後、丸山雅之 山梨県防災局防災危機管理課長補佐から「災害時における要配慮者の避難対策について」の報告、秦康範 本学地域防災・マネジメント研究センター准教授から『備えない防災「フェーズフリー」のすすめ』として、普段の生活である『日常』と災害などの『非日常』とを区別しない『フェーズフリー』の考え方について講義が行われました。
 そのほか、吾妻勝浩 本学URA・社会連携センター長から本学の共同研究制度等について説明があり、最後に、市川満 特命理事が「本連携が地域防災だけでなく、各町が抱える課題の解決につながるよう推進したい」と連携活動への期待を述べました。
 本協議会では今後も、峡南5町全体、あるいは各町個別の課題解決に向けた取組等について、協議を継続してまいります。