本学医学部附属病院で県内初の新型コロナウイルス後遺症外来を開設

2021年11月17日 トピックス

 令和3年11月15日(月)、本学医学部附属病院は新型コロナウイルス後遺症の専門外来を開設しました。
 これは新型コロナウイルスに感染後、気分が晴れない、疲労感が続く、匂いや味がわからないなどの後遺症に悩む方を対象としたもので、後遺症について総合的に対応できる病院がなかったことから、県内初の専門外来の開設に至りました。
 診療では、患者の症状に応じて多様な検査を行った後、各領域の専門科と連携して、精神的ケアや漢方の治療を含めた多方面からの診療を行います。
 後遺症外来について、島田眞路学長は、「新型コロナウイルスの後遺症に対して、多くの診療科で解決にあたる総合病院は県内になかった。後遺症で苦しんでいる患者さんが日常生活に戻れるようにサポートをしていく」と述べました。
 本学では今後も新型コロナウイルス感染症対策に努めるとともに、地域の拠点病院として安心安全な医療を提供して参ります。

※新型コロナウイルス後遺症外来のご案内(PDF)
※医学部附属病院HP