宮武健治 クリーンエネルギー研究センター教授らの論文が英国王立化学会学術雑誌に掲載され、表紙にも採用されました

2021年11月5日 トピックス

 クリーンエネルギー研究センターの宮武健治教授らの研究グループの論文が、英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)の学術雑誌(Polymer Chemistry)に掲載され、表紙にも採用されました。
 論文の題目は「Poly(para-phenylene) ionomer membranes: effect of methyl and trifluoromethyl substituents」です。今回の研究では、剛直で直線性の高いスルホン酸化ポリフェニレンにメチル基や トリフルオロメチル基を導入することによって、プロトン導電性薄膜が得られることを見出しました。この研究によって、高温燃料電池や水電解デバイスなどへの応用が期待されます。
 宮武教授は、「今回の成果をさらに発展させて、性能と耐久性に優れるエネルギーデバイス材料の開発に貢献したい」とコメントしています。

Polymer Chemistry誌掲載ページ