井坂健一郎 教育学部教授が個展“うたかた 〜光に誘われて”を開催

2021年10月26日 トピックス

 令和3年10月13日(水)から25日(月)、岡島百貨店において、井坂健一郎 教育学部教授が個展“うたかた 〜光に誘われて”を開催しました。
 個展には、陽極酸化処理を施したチタン板に、アルキド樹脂絵具で絵を描くという技法を駆使した新作「うたかた」をはじめ、2010年以降の代表的な作品が展示されました。
 井坂教授は、身近なものであっても光の当て方や状態によって別の顔を持つとし、ホッチキスの芯を題材とした代表作「ANOTHER FACE-1126」について、「素材が金属でコの字型であるホッチキスを、400個以上並べて写真を撮ると、光の仕業によって「ホッチキス」という名称を離れることがある。生活の中で何気なく使っている物が異なったものに見える不思議な感覚を味わってほしい」とコメントしています。
 会期中は多くの人が訪れ、個性的な作品の数々は好評を博しました。