修士課程工学専攻土木環境工学コース1年の日吉優米さんが第56回地盤工学研究発表会で優秀発表者賞を受賞

2021年9月30日 トピックス

 令和3年7月12日(月)~15日(木)、オンラインで開催された第56回地盤工学研究発表会において、大学院修士課程工学専攻土木環境工学コース1年の日吉優米さん(指導教員:後藤 聡 土木環境工学科准教授)が優秀発表者賞を受賞しました。
 同賞は、研究発表を行った研究者や学生の中から特に優れた発表者に贈られるものです。
 日吉さんの受賞テーマは、「北海道胆振東部地震において安平町で発生したテフラ層すべりにおけるすべり面の物理的性質および水分保持特性の把握」です。
 本発表では、2018年北海道胆振東部地震によって群発した火山灰(テフラ)層をすべり面とする斜面崩壊(以下、テフラ層すべり)に着目し、テフラ層すべりの発生の仕組みを解明することを目的に、土質力学的な検討を報告しました。
 日吉さんは「このような名誉ある賞を頂戴し、光栄に存じます。研究室では、火山灰が起因層となる斜面崩壊に着目し、日々研究に励んでおります。そんな折、地盤防災/火山灰というセッションで受賞できたことを、大変嬉しく思います。日頃よりご指導頂いた後藤 聡准教授をはじめ、実験に携わってくださった岡田健杜さん(共著者、修士課程同コース2年)、地盤工学研究室各位に深く感謝いたします。今後とも多くの方々にお力添えを頂きながら、研究に邁進してまいります」とコメントしています。

※ 第56回地盤⼯学研究発表会HP
※第56回地盤⼯学研究発表会 優秀発表者賞 受賞者リスト