山梨大学教育学部附属小学校×文部科学省 オンライン特別授業を開催

2021年7月26日 トピックス

 令和3年7月15日(木)、山梨大学教育学部附属小学校において、国会や内閣について学ぶ社会科の授業の一環として、附属小学校と文部科学省会議室をオンライン会議システムで接続した特別授業が行われ、附属小学校6年生96名が参加しました。
 授業では、グループワークを通じて国会についての質問をまとめ、グループの代表者が発表しました。
 質疑応答では、萩生田光一文部科学大臣がサプライズ登場し、児童からは驚きの声が上がりました。「国会で決まったことが私たちの生活に影響したことはありますか」という質問について萩生田大臣は、少人数制を採用したことや全小中学校に端末を配備した事例を紹介し、「議題についての決定にどの程度時間をかけますか」という質問については、「専門家の意見を要する場合は何か月も時間をかけることがある」と回答されました。
 児童の質問に対して丁寧に答えた萩生田大臣は最後に、「コロナ禍で失ったものを数えるのではなく、新しく気づいたことに目を向けてほしい」と述べました。
 参加した児童からは、「大臣に質問できるという貴重な体験ができてよかった」「国会についての学びがより深まった」などの感想が寄せられ、記憶に残る有意義な授業となりました。