武田正之 医学部附属病院病院長による最終講義を開講

2021年2月9日 トピックス

 令和3年2月3日(水)、医学部キャンパスで武田正之 医学部附属病院長の最終講義が開講・配信されました。
 泌尿器科学の専門家である武田病院長は「自分は泌尿器科学の進歩に貢献できたのか?」と題し講義を行い、泌尿器科医としての研究業績・研究内容のほか、病院長としての活動等を紹介しました。また、祖父の「医科大学がなく、医師も少ない山梨の医療の水準を上げてくれ」という願いを受け、医学部を志した学生時代や、勉強だけでなくラグビーにも打ち込んだ医学生時代、傾倒した臨床研究が認められ、科研費の一般研究B(現在の基盤B)が採択された大学院時代などの思い出を振り返り、その時々に感じた教訓などを語りました。
 質疑応答では、聴講した学生を中心に様々な質問や感想が寄せられるなど、医療従事者としての心構えをはぐくむ有意義な講演会となりました。また、講義終了後には、附属病院のスタッフ等から抱えきれないほどの花束や、顧問を務める本学医学部ラグビー部OBからメッセージ入りのラグビーボールが贈られました。
 本学では今後も、医学の発展に向け将来の医療従事者の育成に努めるとともに、地域の拠点病院として安心安全な医療を提供して参ります。