第3回大学院特別教育プログラム研究教育ワークショップ「大学院からはじめる研究職キャリア形成」を開催

2020年12月28日 トピックス

 令和2年12月16日(水)、第3回大学院特別教育プログラム研究教育ワークショップをオンラインで開催し、学生や教職員ら約90名が参加しました。
 このワークショップは学部学生を主な対象に、先端・総合・融合研究に関わる先進教育を紹介することで研究の面白さを実感するとともに、自分の専門分野だけでなく周辺の学問・科学への関心を深めることを目的として昨年度から実施されています。
 今回は、協応行動科学特別教育プログラムが「大学院からはじめる研究職」をテーマに、井村祥子 東京都立大学人間健康科学研究科助教と古屋晋一 ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーを講師にお招きしご講演いただきました。講演では、「ヒトの身体運動」について解説がされたほか、学生時代に全く違う分野を専攻した後、現在の分野に興味を持ち研究を始めたといった講師の経歴が紹介されました。
 参加者からは「自分は工学部に進んだから工学方向の将来しかないと思っていたが、今後ほかの何かに出会い、自分の可能性がさらに広がるかもしれないと思った」「海外留学をはじめ、高校卒業の時からいろいろなことを考えて挑戦している人がいるということを聞いて、自分にも何かそういったものがないかと探すような気持ちになった」などの声が寄せられ、専門分野や学年を問わず多くの参加者にとって有意義なワークショップとなりました。

大学院特別教育プログラムHP