医学部附属病院新病棟の運用を開始しました

2020年9月28日 トピックス

 これは、最新の医療に対応する施設整備や先進医療への取り組みの加速を目指し、平成24年度から本院が取り組んでいる「病院再整備事業」の一環であり、今回の新病棟はⅡ期棟となります。
 新病棟は地上7階建て・延べ床面積13,548.62平方メートルであり、病院全体618床のうち250床を収容します。入退院支援業務を拡充し患者さんへのサービスを向上するために、1階には入退院支援センターを配置しました。また、同じ1階には物流センター、感染症対応の最新鋭の病理解剖室、洗濯室等が整備されています。
2~7階は病棟階で、2階は婦人科とRI病室を含む放射線科、循環器・呼吸器内科疾患用病棟です。4階は小児科病棟で、院内学級やプレイルームを整備しました。5階は腎疾患、糖尿病、内分泌疾患、膠原病、神経内科および歯科口腔外科疾患の病棟であり、腎不全患者さんに対する血液透析可能な個室を2室配置しました。6階は耳鼻咽喉科・頭頚部外科、皮膚科、形成外科の病棟、7階は血液内科疾患、緩和ケア、消化器内科の病棟です。7階には血液疾患専用の看護機能を備えた無菌エリアや室内動線に配慮した緩和病室に加えて、4床室程度の広さの特別室を整備しました。
 本院では今後も病院再整備事業を推進し、今後は薬剤部等が入る新たな病棟の建設や中央診療棟改修(令和4年度竣工予定)及び外来診療棟の整備を実施する予定です。