生命環境学部田中敦ゼミの学生らがフードロスの課題解決に向けたイベントを開催

2020年9月24日 トピックス

 生命環境学部地域社会システム学科観光政策科学特別コース・田中敦ゼミ所属学生グループ「ReVegeAte」が、フードロスの課題解決に向けたプロジェクトにこのほど挑戦しました。
 学生たちは、活動費等を捻出するためにクラウドファンディングで資金を募ったほか、北杜市に所在し、農業体験の受入れや農業イベントの開催に取り組む(株)ファーマン井上農場(代表:井上能孝氏)や、甲府市にある飲食店OASIS(代表:小池将司氏)の協力を得て、課題解決に向けた企画を練りました。
 そして令和2年9月20日(日)、北杜市高根町にある同農場で、問題に対する消費者の意識を変えるきっかけになることを目的に収穫体験及び収穫した野菜を使った料理作りのイベントを開催しました。
 イベントには、県内に住む家族やクラウドファンディングの支援者等が参加し、井上氏からレクチャーを受けトマトやナス、ピーマンといった旬の野菜を収穫しました。その後、OASISのオーナーシェフである小池氏から提供されたレシピをもとに、トマトとナスのオイル煮、焼きナス、ピーマンのパンケーキを参加者自らが調理し、採れたての野菜料理に舌鼓を打ちました。また、本企画に賛同した、都留市で飲食店備品卸等を営む(株)中村商事(代表:中村文昭氏)から貸与されたキッチンカーで、学生たちが野菜カレーやピクルスなどを調理し、参加者に振舞いました。
 参加者からは普段中々経験できない収穫体験を楽しむ声が寄せられ、企画した学生からは「自分たちの活動を広報し、賛同者を増やしたり、資金を集めたりすることの難しさを痛感した」「今後の活動に今回の経験を活かしたい」といった感想が出され、有意義なプロジェクトとなりました。
プロジェクト紹介ページ