新型コロナウイルス感染症ドライブスルーPCR検査のシミュレーションを実施

2020年5月1日 トピックス

 令和2年4月28日(火)、医学部附属病院において、新型コロナウイルスドライブスルーPCR検査のシミュレーションを実施しました。
 これは、新型コロナウイルス感染者の早期発見と治療、そして今後の感染者増加に備えるため、山梨県から要請を受けて実施するドライブスルー方式PCR検査の事前確認として行ったもので、山梨県医師会から今井立史 会長、手塚司朗 副会長、鈴木昌則 副会長が、山梨県から知見 中北保健所地域保健課衛生指導監、小林 福祉保健部健康増進課副主幹に参列いただきました。
 はじめに、森口武史 救急部長からシミュレーションの概要について説明が行われた後、感染疑い患者役の職員が実際に運転する車に応対しながら、検査の手順について確認を行いました。
 島田眞路 学長はシミュレーション後に「山梨県、山梨県医師会、本学附属病院が三位一体となって患者に対応したい」とし、武田正之 病院長は「オープンスペースで効率的に検体採取できるのがドライブスルー方式の利点だ。これにより多くの方への対応が可能になる」と述べました。
 今後はシミュレーションを通じて明らかになった課題に対し改善策を作成し、5月上旬の検査開始までに体制整備を進めてまいります。