修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース2年の小川樹さんの論文が電子情報通信学会の秀逸論文に選定されました

2020年4月10日 トピックス

 令和2年4月1日(水)、大学院修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース2年の小川樹さん(指導教員:森勢将雅 准教授(現 明治大学))の研究論文が、一般社団法人電子情報通信学会の「学生論文特集秀逸論文」に選ばれました。これは、同学会論文誌の学生論文特集号に掲載された論文のうち、特に優秀と認められる論文があった場合に選定されるものです。今回は8件の学生論文が掲載され、小川さんのものを含む2件の論文が秀逸論文に選ばれています。
 研究テーマは「メルケプストラムを加工した音声の音質を計測する知覚モデルの開発と評価」で、加工音声の音質劣化を客観評価する手法を提案し、詳細な実験を通して、その有効性を示しました。
 小川さんは「学生論文特集秀逸論文に抜擢され光栄に思います。ご指導やご協力を頂いた皆様に心より感謝いたします。」とコメントしています。

小川樹・森勢将雅:
メルケプストラムを加工した音声の音質を計測する知覚モデルの開発と評価電子情報通信学会 論文誌D, vol. J103-D, no. 4, pp. 205-214, April 2020.