令和元年度第3回大学院特別教育プログラム「研究教育セミナー」を開催

2020年2月3日 トピックス

 令和2年1月24日(金)、甲府キャンパスにおいて、大学院教育マネジメント室主催「令和元年度第3回大学院特別教育プログラム『研究教育セミナー』」を開催し、学生・教職員ら約40名が参加しました。
 本学では、「発生工学技術開発・実践」「流域環境科学」「先端脳科学」「協応行動科学」の各プログラムを展開し、諸学融合の観点から特徴的・先進的な大学院教育を実践しており、本セミナーは、教育研究における特徴的・先進的な取組を学内で情報共有し、さらに波及・展開させることを目的に実施しています。
 「大学院生の専門応用能力を育む分野横断的連携の構築」をテーマに行われた今回のセミナーでは、協応行動科学・先端脳科学の両プログラムが合同で「多領域で連携した教育プログラムの提供」と題し、木島章文 教育学部教授が異分野連携の体制づくりについて、宇賀貴紀 医学部生理学講座統合生理学教室教授がスポーツにおける協応動作と脳科学の関連について、須田悠紀 医学部同特任助教が配属されたもの以外の研究室を回るラボローテーションの取り組みについてそれぞれ解説しました。
 続いて、協応行動科学特別教育プログラムの受講生である大学院博士課程統合応用生命科学専攻2年の碓氷典諒さんが「神経科学でスポーツ動作の切り替えが解明できる可能性をさぐる」と題し、大学院教育マネジメント室の土橋祥平技術補佐員(本学卒業生・元プログラム受講学生)が「学生と職員の経験を踏まえた特別教育プログラムへの提言」と題しそれぞれ発表を行いました。
 参加者は熱心に聞き入り、大学院生の交流方法や大学院進学者の獲得策など、活発な質疑応答が交わされ、有意義なセミナーとなりました。