令和元年度第2回大学院特別教育プログラム「研究教育セミナー」を開催

2019年10月10日 トピックス

 令和元年10月4日(金)、甲府キャンパスにおいて、大学院教育マネジメント室主催「令和元年度第2回大学院特別教育プログラム『研究教育セミナー』」を開催し、学生・教職員ら約60名が参加しました。
 本学では、「発生工学技術開発・実践」「流域環境科学」「先端脳科学」「協応行動科学」の各プログラムを展開し、諸学融合の観点から特徴的・先進的な大学院教育を実践しています。
 「グループ指導による大学院研究・教育の強化」をテーマに行われた今回のセミナーでは、流域環境科学特別教育プログラムの取り組みとして、相馬一義 国際流域環境研究センター准教授及び受講学生2名が「大学院生に対するグループ指導の実践」と題して、一人の学生に対して複数の教員が同時に研究指導を行うクローズドディスカッションについて説明しました。さらに、遠山忠 同センター准教授が「指導教員グループによる研究・演習の評価」について、西田継 同センター長が「研究の進め方に関する意識の相互確認」と題してその手法について解説しました。
 続いて、先端脳科学科学特別教育プログラムの取り組みとして、宇賀貴紀 医学部生理学講座統合生理学教室教授と2名の受講学生が、「ラボローテーションについて」と題して、配属されたもの以外の研究室を回る取り組みについて、その趣旨と体験談を紹介しました。
 参加者は熱心に聞き入り活発な質疑応答が交わされるなど、大学院教育における学生の自主的な学びの重要性が垣間見える有意義なセミナーとなりました。

大学院特別教育プログラムHP