修士課程生命環境学専攻2年の岩渕智宏さんが第34回日本放線菌学会大会でポスター賞を受賞

2019年10月9日 トピックス

 令和元年9月23日(月)~24日(火)に、北海道大学学術交流会館(北海道札幌市)で開催された第34回日本放線菌学会大会において、大学院修士課程生命環境学専攻バイオサイエンスコース2年の岩渕智宏さん(指導教員:山村英樹 生命環境学部准教授、早川正幸 理事・副学長)がポスター賞を受賞しました。本賞は、学生・ポスドクを対象に一般投票で選ばれます。
 岩渕さんの発表テーマは、「新規運動性放線菌の選択的分離を可能にするバルク土壌浸漬法の開発」です。微生物の一種である放線菌の中でも、栄養源に向かって泳ぐという特徴を持つ運動性放線菌について、専門的な機材を使わず、従来の300倍の量のサンプルの中から特定の菌のみを簡単に分離することを可能にしました。
 受賞した岩渕さんは、「このような賞を頂き大変嬉しく思います。指導教員の山村准教授・早川副学長に感謝します。今回の受賞は研究室の先輩や同級生の協力なしでは実現できませんでした。今後、より研究を発展させたいと思います」とコメントしています。

※第34回日本放線菌学会