日本微生物資源学会第26回大会を開催

2019年7月3日 トピックス

 令和元年6月28日(金)~29日(土)、甲府キャンパスにおいて、「日本微生物資源学会第26回大会」(大会会長:柳田藤寿 本学ワイン科学研究センター教授)が開催され、国内の微生物保存機関の研究者など約90名が参加しました。
 日本微生物資源学会は、微生物多様性の理解とその保全及び持続的利用に貢献できるよう、微生物資源に関する科学技術や微生物系統分類学の発展を促進し、また様々な法律や規制の下で微生物資源を取扱い、移転するために学術・行政および一般社会に広く働きかけることを目的とした学会です。今大会では27題の研究発表が行われ、本学生命環境学部生命工学科4年の小山文也さんと本学ワイン科学研究センターの乙黒美彩准教授がそれぞれ優秀発表ポスター賞を受賞しました。
 大会2日目にはシンポジウム「ゲノム系統学―系統分類学の新たな潮流―」が開催され、本学生命環境学部の野田悟子 准教授と山村英樹 准教授が講演したほか、若山照彦 本学発生工学研究センター長による「発生工学技術を用いた新たな遺伝子資源の保存方法」と題した基調講演が行われました。