修士課程工学専攻機械工学コース2年の齋藤直樹さんが第27回原子力工学国際会議(ICONE27)においてStudent Best Poster Awardを受賞

2019年6月13日 トピックス

 令和元年5月19日(日)~23日(木)に、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で開催された、一般社団法人日本機械学会が主催する第27回原子力工学国際会議(ICONE27)において、大学院修士課程工学専攻機械工学コース2年の齋藤直樹さん(指導教員:武田哲明 工学部機械工学科教授)がStudent Best Poster Awardを受賞しました。
 本賞は、日本機械学会、米国機械学会、中国原子力学会、英国機械学会等から集められた学生の中から優れた研究内容・発表に対し授与されるものです。
 齋藤さんの受賞テーマは「Study on air ingress process when the horizontal double coaxial pipe breaks」です。次世代原子炉の一つである超高温ガス炉の一次冷却系の水平二重管破断事故時の空気浸入過程を実験により調べ、破断直後のヘリウム-空気の対向置換流によるヘリウムの放出後、分子拡散と自然対流により空気が浸入し、最終的に空気の自然循環流により原子炉内へ大量の空気が浸入する可能性を調査したものです。ポスター発表と質疑応答が評価されての受賞となりました。
 受賞した齋藤さんは「大変光栄に思います。武田教授や研究室の皆様に感謝し、今後も一層研究活動に力を入れていきたいと思います。」と話しています。

第27回原子力工学国際会議(ICONE27)