山梨県及び山梨県立大学との連携協力に関する協定を締結

2019年5月29日 トピックス

 令和元年5月23日(木)、山梨県庁において、「山梨県、山梨大学及び山梨県立大学の連携協力に関する協定」の締結式を挙行し、共同記者会見を実施しました。
 この協定は、教育・研究・人材育成及び組織運営に係る各種事業を円滑に実施できる仕組みを構築し、その実施を図ることで、地域を支える人材やイノベーションの進展に寄与するとともに、地域の発展に資することを目的としています。
 本学及び山梨県立大学は地理的に近接し、開設している学問分野に補完的なものが多く、適用法人制度(運営基盤)において共通の基盤を有しており、両大学の連携強化によって大学改革の推進や各種連携事業の実施が可能となります。
 今後は、全国初の取組みとして両大学が参画する新法人(一般社団法人)を設立した上で、国において制度化の検討が進められている大学等連携推進法人(仮称)制度の活用等を含めた連携について、山梨県の協力を得つつ検討を進めてまいります。
 記者会見では、島田眞路学長が「山梨県の教育・研究を発展させていきたい。連携強化としては、教養教育、看護教育、幼児教育等の分野を想定している。学生一人ひとりは大きな宝であり、それぞれの大学の強みを活かし、新たな連携及び法人化の認可に向けて取り組んでいきたい」、清水一彦県立大学長が「さらなる山梨の活性化やプレゼンス向上のためには、新たな高等教育システムの構築が必要不可欠であり、組織の枠組みを超えた大改革に臨んでいきたい」、長崎幸太郎県知事が「山梨県の発展のため、両大学の連携を核として人材育成やイノベーション創出の震源地となることを期待している。両大学をバックアップしていきたい」とそれぞれ述べ、取り組みへの決意を語りました。
 今後、連携に係る準備委員会を早期に立ち上げ、連携事業の具体的な検討を進めることとしています。

連携協力に関する協定書
記者会見配布資料:やまなしアカデミアの再構築