研究活動における不正行為の防止等のための学内説明会を開催

2019年1月28日 トピックス

 本学ではこのほど、研究活動における不正行為の防止等のための学内説明会を開催し、教職員・学生等約240名が出席しました(医学部キャンパス:平成30年12月14日(金)、甲府キャンパス:平成31年1月9日(水))。

 早川正幸 理事・副学長による開会挨拶の後、クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社の辻 幸子氏を講師にお招きし、「粗悪ジャーナルから身を守るために」と題しご講演いただきました。

 研究成果の公開について、近年オープンアクセスジャーナル(オンライン上で無料かつ制約無しで閲覧可能な学術雑誌)への投稿が増加している中、これに乗じて投稿料等を目的とした科学的根拠に乏しい粗悪な学術誌も増えており、昨今、報道でも大きく取り上げられています。

 辻氏は、粗悪ジャーナルの現状や社会的影響等を分かりやすく解説し、厳正な選定基準を基に掲載され、世界各国でも広く利用されている引用索引データベース「Web of science」を用いた安全なジャーナルの活用方法について説明しました。

 この他、不正防止等に関する本学の取組報告、公的資金の執行ルール、監査、利益相反などについて、担当者が具体的な事例を挙げて説明しました。