医薬品開発支援サービス大手・シミックホールディングス株式会社と研究等連携協定を締結

2018年12月5日 トピックス

 平成30年11月26日(月)、甲府キャンパスにおいて、本学とシミックホールディングス株式会社(東証1部)との研究等連携協定締結の調印式を挙行しました。

 同社は、平成4年に日本で初めて医薬品開発支援事業を開始し、現在は開発から製造、営業・マーケティングまで、医薬品に関する総合的な支援業務を展開しています。豊富な実績や培われたノウハウを活かし、独自のビジネスモデルを構築し、製薬業界における様々な新規事業を創出するなど、幅広くヘルスケア分野の発展に貢献しています。

 今回の協定締結により、同分野における共同研究を通じて、研究施設の相互活用、研究データの共有、人材交流などを進める予定です。具体的には、山梨県が有病率全国1位の「花粉症」に関する共同研究を進める中で、アレルギー疾患の研究に取り組む医学部免疫学講座を中心に、花粉症の発症・増悪因子の検討を進めます。

 調印式に出席した中村和男 同社代表取締役CEOは「山梨大学のレベルの高い研究資源や専門家の知見を活かし、様々な研究を一緒に取り組みたい」と今後の展開に期待を寄せ、島田眞路学長は「国内トップクラスの企業との連携により、ライフサイエンスなど本学の特色ある研究をさらに進めていきたい」と述べました。

 シミックホールディングス株式会社HP