修士課程2年の藤上健太さんが第26回原子力工学国際会議” ICONE26”でベストポスターアワードを受賞

2018年11月12日 トピックス

 平成30年7月22日(日)~26日(木)、イギリス・ロンドン「Novotel London West」で開催された、米国機械学会・日本機械学会・中国原子力学会・英国機械学会共催の第26回原子力工学国際会議「The 26th International Conference on Nuclear Engineering(ICONE26)」において、大学院修士課程工学専攻機械工学コース 2年の藤上健太さん(指導教員:武田哲明 工学部教授)が、ベストポスターアワードを受賞しました。

 この会議は、世界30カ国以上から800編を超える論文発表があり、機械工学や原子力工学に関する研究者・技術者が多数参加しています。

 本賞は、主催学会からそれぞれ派遣される学生発表者に採択された60名(各15名×4学会)の中から、優れたポスター発表を行った学生に与えられます。

 受賞テーマは、「Heat transfer and fluid flow characteristics of one side heated vertical rectangular channel applied as vessel cooling system of VHTR」で、片面から加熱される鉛直矩形流路を第四世代原子炉の一つである超高温ガス炉の炉容器冷却システムへの採用を目的として、その伝熱流動特性に関する実験結果をまとめ、論文投稿、口頭発表並びにポスター発表を行った結果、発表及び質疑応答が評価されての受賞となりました。

 受賞した藤上さんは、「受賞できて大変光栄に思います。指導教員の武田教授を始め、舩谷俊平 工学部准教授、研究室の皆様のご指導・ご助力の御蔭です。今回の受賞に満足せず、今後とも研究に精進します」と述べています。

 ICONE26:https://event.asme.org/icone