工学部土木環境工学科4年生チームが鋼橋模型製作を競い合うJSBC2018で学生部会特別賞を受賞

2018年11月6日 トピックス

 平成30年9月11日(火)・12日(水)に、摂南大学(大阪府寝屋川市)で開催された「Japan Steel Bridge Competition(JSBC)2018」において、本学工学部土木環境工学科4年生6名のチームが、学生部会特別賞を受賞しました。

 この大会は、大学生・高専生が自らの力で全長4mの鋼橋模型を製作し、計画・立案・設計・製作・架設など全ての行程を通じて、全国の大学・高専間で競い合う大会です。日本における土木鋼構造に携わる学識経験者の有志によって平成21年に立ち上げられ、今年が9回目になります。

 受賞した成田廣道さん、山田健也さん、高木詩歩さん、太田小春さん、望月裕太さん、望月野亜さんらグループは、橋の構造計算・設計を行い、材料を発注し、本学ものづくり教育実践センターの工作室で部材の切断・穴あけ・溶接を行いました。大会では建設現場に見立てたフィールドで製作した部材を組み立てる架設競技や、200kgの車両を通過させる載荷競技の他、デザインやプレゼンが審査の対象となりました。今回本学は初出場ながらも、斬新で工夫に富んだデザインと一貫したコンセプトが高く評価され、受賞しました。

 受賞した学生チームは「自らの研究も忙しい中、設計・製作に要する時間が短く大変でしたが、作業を進める内にチームの団結力が高まり、受賞できました。特に、他大学とは違ったデザインでインパクトを出せたと思います。ものづくり教育実践センターの皆様をはじめ、多くの方々のサポートに感謝の意を表します」と述べています。

 「Japan Steel Bridge Competition(JSBC)2018」HP