情報管理者のための情報セキュリティ対策研修会を開催

2018年10月3日 トピックス

 平成30年9月20日(木)、甲府キャンパスにおいて(医学部キャンパス同時中継)、情報管理者のための情報セキュリティ対策研修会を開催しました。

 本学では「情報セキュリティポリシー」など関係規則を整備し、昨今のサイバー攻撃の脅威への的確な対応のため、セキュリティ強化の推進について学内で共通の認識を持つ必要性から、各部署の責任者・担当者等を対象に研修会を開催し、セキュリティ強化や対策の普及啓発に取り組んでいます。

 研修会では、杉山俊幸 理事・副学長による開会挨拶の後、講師としてSecure Works Japan株式会社の古川勝也 主席上級セキュリティ・アドバイザーをお招きし、「リスク評価を有意義なモノにするために必要な3つのポイント」と題し、ご講演をいただきました。

 古川講師は、サイバー攻撃の目的・背景や日本に内在している課題等を解説した後、セキュリティ対策の考え方やリスク評価の手順や活用方法などを説明し、「サイバー攻撃の手法は日々進化しており、完全に守り切ることは不可能である現状を理解する必要がある。システム導入の際のセキュリティ対策は、セキュリティの『リスク』を軽減することが目的であり、対策の実効性を継続的に評価すべきである」と述べました。