「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」FCyFINEシンポジウムを開催

2018年7月13日 トピックス

 平成30年7月9日(月)、ベルクラシック甲府において、「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」FCyFINEシンポジウムを開催し、関係企業・団体・自治体関係者や本学教職員等約120名が参加しました。

 平成29年9月に文部科学省から「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」の採択を受け、本学では山梨県や企業等と協働で「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」事業を実施しています。

 具体的には、本学と地域に蓄積された燃料電池技術の強みを更に発展させ、新たな燃料電池スタック及びシステムを創出し、電源及び燃料電池自動車等への展開を図ります。また、地域内外の企業と連携し、今後到来する水素社会に向けた事業化を推進しています。※参考:https://www.yamanashi.ac.jp/10020

 事業開始後初の開催となった本シンポジウムでは、島田眞路学長による開会挨拶の後、佐野宏 山梨県産業労働部長及び西條正明 文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課長より、今後の事業推進に期待を寄せるご挨拶をいただきました。

 その後、西條課長が文部科学省の地域イノベーション事業について、永田裕二 FCyFINE事業プロデューサーが同事業の取組内容について、丹沢 竜 県産業労働部新事業・経営革新支援課長が「やまなし水素・燃料電池バレー」の実現に向けた取組について、飯山明裕 本学燃料電池ナノ材料研究センター長が本学の水素・燃料電池用材料の研究開発について、それぞれ講演しました。

※FCyFINE:Fuel Cells Yamanashi Frontier for Innovation and Ecosystem