テニュアトラック制度シンポジウムを開催
2016年1月15日 トピックス
山梨大学は、文部科学省平成24年度科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック普及定着事業」が採択され、テニュアトラック制度による人材育成システムの全学的な普及・定着を加速させています。
その一環として、平成28年1月13日(水)、本学甲府キャンパス情報メディア館において、「テニュアトラック制度シンポジウム ~テニュアトラック制の普及・定着に向けて~」を開催し、教職員等約100名が参加しました。
島田眞路学長による開会挨拶、堀 裕和学長補佐による本学の取組についての説明に続き、招待講演として、北原和夫 東京理科大学教授から「工学人材の育成」と題してご講演をいただきました。「工学」の定義と研究者倫理の重要性を説くとともに、大学教育の質の保証に努め たご自身の経験に基づき、同制度に取り組む本学への期待を述べられました。
また、パネルディスカッションも行われ、テニュアトラック教員OBが制度導入時の研究室をマネジメントする苦労などを振り返り、現役テニュアトラック教員等が同年代の異分野の研究者たちとの交流について発言するなどして、活発な議論が行われました。
※本学「テニュアトラック普及・定着事業」HP
http://www.eng.yamanashi.ac.jp/tenure-track/