ワイン科学研究センターの奥田 徹センター長が「ワイン・ブドウ国際ネットワーク(Oenoviti International)」の会議で講演

2015年11月9日 トピックス

 平成27年10月26日(月)~28日(水)、ワイン科学研究センターの奥田徹センター長が、イタリア・コネリアーノのパドバ大学CIRVEキャンパスにて開催された「ワイン・ブドウ国際ネットワーク(Oenoviti International)」の会議に出席し、山梨大学の教育内容や日本のワイン産業の現状について講演しました。

 この国際ネットワークは、ブドウやワインの諸問題を、世界的な規模で解決するために、研究と教育の両面から協力することを目的として作られた組織で、フランス・ボルドー大学が中心となり、世界17カ国以上が参加しています。

 本会議には、フランス、イタリア、ドイツ、南アメリカ、ブラジル、オーストリアなど多数の国々から研究者等が参加し、「微生物」「温暖化」など、様々なテーマに基づく研究グループに分かれて討議が行われ、また、大学の国際化を進めるための取り組みや奨学金制度などについても話し合われました。

 また今後、「ワイン・ブドウ国際ネットワーク」への参加を検討している大学として、山梨大学、Odessa National Academy of Food Technology(ウクライナ)及びUniversity of Adelaide(オーストラリア)が紹介され、会場からは、日本のワイン産業の現状や山梨大学の教育体制など多くの質問が寄せられ、本学に対する関心の高さがうかがえる会議となりました。