本学「水晶庫」を移設するセレモニーを挙行

2018年6月8日 トピックス

 平成30年6月7日(木)、甲府西キャンパスに所在する「水晶庫」を移設するセレモニーを挙行しました。

 この水晶庫は、山梨県韮崎市出身の鉱物収集家である百瀬康吉氏より寄贈された水晶及びその加工品を保存するため、昭和2年(1927年)に建設されたものです。

 本学では、平成27年ノーベル賞受賞の卒業生・大村智特別栄誉博士ゆかりの品々や本学に関連する歴史資料などを展示する「山梨大学大村智記念学術館」の開館を同年7月19日(木)に予定しており、開館にあわせ本学所蔵の水晶を一般の方にも広くご鑑賞いただけるよう整備するため、移設することとなりました。なお水晶庫は、建物を解体せずに「曳家方式」で移設します。

 セレモニーでは、島田眞路学長が「学術館と水晶庫が、大村博士のご功績を称えるとともに、山梨県全体の観光活性化の一助となれば幸いです」と挨拶した後、雄々しい掛け声とともに水晶庫に括りつけられたロープを本学役員ら関係者が引っ張りました。少しずつ水晶庫が動き出すと参加者からは歓声が上がるなど、大いに盛り上がりました。