燃料電池ナノ材料研究センターの飯山センター長が工業標準化事業表彰において経済産業大臣から表彰されました。

2015年10月9日 トピックス

 平成27年10月5日(月)、都市センターホテル(東京都千代田区)において、燃料電池ナノ材料研究センターの飯山明裕センター長が、平成27年度工業標準化事業表彰において経済産業大臣から表彰されました。

 今回の表彰は、IEC/TC21(二次電池)/JWG69Li(自動車用リチウム電池)議長として、強力なリーダーシップと公正かつ的確な判断により、自動車用電池分野における国際標準化を日本主導で推進し、日本の電池・自動車業界にとって有利な国際標準の実現と市場における不利益の回避に大きく貢献するとともに、ISOにおける関連企画審議に参画し、電池システム全体の標準試験適正化に寄与したことが認められたものです。

 飯山センター長は、「本事業は、我が国の強み技術である自動車用リチウム電池の国際標準化事業として、性能や安全性などの試験方法とその判断基準などについて各国の専門家と技術データに基づく議論を重ねながらまとめてきているものです。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のご支援のもと、日本自動車研究所(JARI)に国際標準化対応のための研究機能および国内対応委員会が設けられました。委員会に参加された、各自動車会社やバッテリーメーカ、JARI、各研究機関、自動車工業会、および電池工業会などの皆様から、多くのご協力・ご助言をいただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。」と述べています。

 燃料電池ナノ材料研究センターHP:http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/