工学部応用化学科の植田郁生助教が2015年度 日本分析化学会奨励賞を受賞
2015年9月24日 トピックス
工学部応用化学科の植田郁生助教が2015年度 日本分析化学会奨励賞を受賞し、平成27年9月9日(水)~11日(金)に九州大学伊都キャンパス(福岡県福岡市)で開催された日本分析化学会第64年会において、授与式及び受賞講演が行われました。
この賞は、日本分析化学会(会員数約6,000名)の正会員で、分析化学に関する研究が独創的であり、将来を期待される研究者で35歳以下の者に贈呈される賞です。
受賞テーマ
針型濃縮デバイスを用いる揮発性有機化合物の分析
研究概要
空気中あるいは水中の微量の揮発性有機化合物をガスクロマトグラフで分析するための、針型の濃縮デバイスを開発し、種々の分析に応用しました。この分析法では、高価な装置や有機溶媒を使用することなく、簡便・迅速かつ高感度に環境中の揮発性有機化合物が分析できます。
受賞した植田助教は「栄誉な賞を頂くことができ、光栄の至りに存じます。多くの方々のご指導のご支援の賜物と深く感謝しております。今後も本受賞を励みにより一層、研究活動を邁進させて参ります」と述べています。