高校生対象「めざせ！FRONT-RUNNER」プロジェクトを開催

　平成29年12月21日（木）、甲府キャンパスにおいて、高校生を対象とした「めざせ！FRONT-RUNNER」プロジェクトを開催しました。

　これは、学術研究・社会貢献で先導的な活動をしている本学の研究者と意欲ある高校生が対話・交流による知的体験を行うことで、本学の持つ魅力を体感してもらうことを目的としており、今回は発生工学研究センターにて開催されました。

　当日は、若山照彦 同センター長の説明の下、動植物細胞などに直接接触して処置を行う世界最大規模の装置「マイクロマニピュレーター」が揃う研究室で実際に操作を体験しました。初めて見る装置やモニターに映し出される卵・精子、細かい操作で実験する手技に高校生は驚きの様子でした。また、マウスの飼育施設では、実験動物の蛍光を発するマウスを実際に触る体験を行いました。

　その後懇談し、高校生が今後の研究の方向性や苦労したこと、大学での学習内容などを尋ねる一方、若山センター長は研究への熱い想いや研究での失敗談などを語り、「研究が解明されるのを待つのではなく、皆さん自身が解明して下さい」と激励しました。