第4回教養教育センター講座「芥川賞作家・藤野可織氏 特別講演会」開催について

2017年11月20日 イベント

 本学教養教育センターでは、下記の通り、芥川賞作家の藤野可織氏をお招きし、特別講演会を開催します。
 参加無料・申込不要、一般の方も聴講できます。皆様のご来場をお待ちしております。詳細はご案内チラシをご覧下さい。

【日時】平成29年12月4日(月)14:50~16:20

【場所】甲府西キャンパス M号館M-12教室

【演題】「Away from Home-芥川賞作家 藤野可織さんが語る-」

【講師】藤野可織氏
 1980年、京都府生まれ。小説家。2006年「いやしい鳥」で 第103回文學界新人賞、2013年に「爪と目」で第149回芥川 龍之介賞、2014年『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞を受賞。そのほかの著書に、『パトロネ』(集英社文庫)、『ぼくは』(フレーベル館)、『木幡狐』(講談社)、『ファイナルガール』(角川文庫)など。最新刊は『ドレス』(河出書房新社)。今年、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した。

【内容】
 藤野可織さんは、2006年に文學界新人賞を受賞した「いやしい鳥」でデビュー、2013年には「爪と目」で芥川賞を受賞し、現在活躍中の若手作家です。
 学生時代には美学・芸術学を学ばれ、特に写真に興味を持たれたそうです。学芸員を目指したり、会社にお勤めをされた経験もおありですが、「将来はお話を書く人になる」という小さい頃の夢を叶えられ、たくさんの物語を書いてこられました。美学を専攻されていたということもあるのでしょう、「本」というモノ自体がお好きだという藤野さんの著書は装丁もすてきです。ときに背筋に静かな戦慄が走るような物語が、美しい色あいのおしゃれな本の中におさまって、読まれるのを待っています。
 藤野可織ファンにとっては嬉しいことに、この11月に新刊『ドレス』をリリース、ということで、今回のトークでは新しいご本についても語っていただけるでしょう。
 また、今年の夏から秋、いろいろな国の作家とともに招聘されアイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加されたところです。作家の目を通してみる今のアメリカ、異文化体験のお話などもうかがえることでしょう。どうぞお楽しみに!!

【お問い合わせ先】教務課共通科目グループ TEL:055-220-8731