修士課程2年の佐野和行さんが学生優秀発表賞を受賞

2015年4月6日 トピックス

 大学院医学工学総合教育部修士課程コンピュータ・メディア工学専攻2年の佐野和行さんが、平成27年3月16日(月)~18日(水)に中央大学後楽園キャンパスで開催された日本音響学会2015年春季研究発表会において学生優秀発表賞を受賞しました。

 佐野さんの受賞テーマは、「GPGPUによる聴覚機能モデルの生理学データを用いた評価」です。これは、補聴器や人工内耳では補償できない障害を有される方が聴覚を獲得するための補償技術を確立するためのものです。本来は画像処理用のデバイスであるGPU (Graphics Processing Unit)を他用途に転用するGPGPU (General Purpose GPU)技術を利用することで、システムの高速化・高機能化を実現しました。本研究は、本学が推進する医学工学融合研究の一つであり、共著者は、佐藤悠理事(元医学部教授)、小澤賢司教授(工学部)、森勢将雅特任助教(工学部)、地本宗平助教(医学部)です。

 受賞した佐野さんは、「学部生時代から取り組んできた研究活動の成果が評価され、全国大会の研究発表会において学生優秀発表賞を受賞したことを大変光栄に存じます。研究活動にご助力して頂いた指導教員の先生方と諸先輩方に深く感謝を申し上げます。」と話しています。

関連HP「日本音響学会」:http://www.asj.gr.jp/