南アフリカ共和国駐日大使館公使らが燃料電池ナノ材料研究センターを視察

2017年6月14日 トピックス

 平成29年6月1日(木)、南アフリカ共和国駐日大使館(科学技術担当)のマブーザ・ユディ公使及び同担当の田中大輔 リエゾンオフィサー、南アフリカ共和国・ケープタウン大学の田中詩朗 燃料電池キーテクノロジー・スペシャリストが本学の燃料電池ナノ材料研究センターを視察しました。

 この視察は、過日開催された(一社)燃料電池開発情報センター主催「創立30周年記念 第24回燃料電池シンポジウム」で、飯山明裕 本学センター長が講演した際に、同じく講演されたユディ公使より、日本の代表的な研究機関である本学をぜひ視察したいとのお話をいただき、実現したものです。

 南アフリカ共和国は、燃料電池の触媒として用いられている白金(Pt)において、世界一の埋蔵量・生産量を誇り、その活用先として、燃料電池関係の産業の育成を進めています。

 視察では、飯山センター長による概要説明の後、燃料電池評価装置や電子顕微鏡などの施設・設備を視察され、燃料電池自動車の大量普及を企図した触媒や電解質膜の研究、またその成果を応用した産業の構築への取り組み等についてご評価いただき、本学との連携について活発な意見交換が行われました。

 在日南アフリカ共和国大使館 科学技術部HP