甲府市との共同研究によるスパークリングワイン開発を中間報告

2017年8月31日 トピックス

 平成29年8月29日(火)、ワイン科学研究センターにて、甲府市と共同研究している「スパークリングワイン」開発の中間報告(共同記者会見)を行いました。
 本学では平成28年度より、甲府市内で採取された酵母や栽培されたブドウを使用し、甲府開府500年に合わせたスパークリングワイン開発を甲府市と共同で行っています。
 【参考】平成28年8月31日(水)「甲府市と『スパークリングワイン』開発を新たにスタートさせます。」
 今回は、樋口雄一甲府市長、島田眞路学長、研究代表者である柳田藤寿 同センター教授が、本学甲府キャンパス近くの武田神社で採取した2つの最終候補酵母株を用いて試作したスパークリングワインをテイスティングし、ワインに使用する酵母を決定しました。
 樋口市長は「甲府市の歴史にも名を刻む重要なプロジェクトであり、山梨大学のご協力を得ながら推進してまいりたい」と改めて強い決意を示し、島田学長も「山梨の活性化に寄与できることは大変光栄であり、これからも協力していきたい」と期待を寄せました。
 今後は、醸造用の甲州ブドウを確保した上で市内ワイナリーで商品化し、平成30年3月には完成披露の予定となっており、甲府ブランドとして広く国内外にプロモーションしてまいります。