島田眞路学長が公立南三陸診療所訪問

2015年8月8日

 平成27年8月8日(土)、島田眞路学長が、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地の一つである、宮城県本吉郡南三陸町志津川の公立南三陸診療所を訪問しました。

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今後の相互連携を再確認する島田眞路学長と西澤匡史副院長

  震災当時、医学部附属病院長であった島田学長は、本学の医師を始めとする職員で構成する災害医療救護班を平成23年3月18日(金)から約2ヶ月間現地に 派遣し、更には、現地の災害支援状況の確認、また災害医療救護活動に派遣している本学職員への激励のため、自らも2度にわたり被災地を訪問した経緯があり ます。

 しかしながら、震災後の昨今の状況については、マスコミ等からの情報入手だけであったことから、現在の復旧・復興状況などを直接確認したいという願いから、今回の訪問が実現しました。

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行政、医療、自衛隊や災害医療救護班の支援本部など南三陸町の中枢になっていた「ベイサイドアリーナ」
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周囲にあった山々は切り崩され、戸建住宅用地・町立南三陸病院再建を始めとする復興計画が表示されていた。
 当時、避難施設を統括していた西沢医師(現公立南三陸診療所副院長)と再会し、復旧・復興状況の説明を受けると共に、現在も本学からの研修医が震災後から毎年数名、公立南三陸診療所において活躍しているなどの報告を受けました。

 今回の訪問により、より一層の「絆」を確認することが出来た貴重な1日となりました。