石黒 浩 大阪大学栄誉教授が全学同窓会主催講演会で特別講演

　令和元年11月2日（土）、甲府キャンパスにおいて、本学 全学同窓会主催特別講演会を開催し、アンドロイド研究の第一人者である本学卒業生の石黒 浩 大阪大学栄誉教授より「ロボットと未来社会」と題しご講演をいただき、同窓生や学生・教職員、県内の高校生など約300名が参加しました。
　石黒教授は、人間にとって理想的なインターフェースは人間であることから、ロボットは今後どんどん人間らしくなり、社会に溶け込んで日常の中で人間と対話・共生するようになっていくと述べ、実際に開発されている対話可能なロボットを映像を交えて紹介しました。また、技術の進歩により、コンピュータ・機械が脳や人体の機能を超え、SF作品で見られるように身体を機械に置き換えるような未来が来るかもしれないと語りました。
　講演終了後には、ロボット研究をしている学生などと活発な質疑応答が交わされるなど、有意義な講演会となりました。