令和元年度第1回大学院特別教育プログラム「研究教育セミナー」を開催

2019年8月6日 トピックス

 令和元年8月1日(木)、甲府キャンパスにおいて、大学院教育マネジメント室主催「令和元年度第1回大学院特別教育プログラム『研究教育セミナー』」を開催し、学生・教職員ら約60名が参加しました。
 本学では、「発生工学技術開発・実践」「流域環境科学」「先端脳科学」「協応行動科学」の各プログラムを展開し、諸学融合の観点から特徴的・先進的な大学院教育を実践しています。
 「学生の自主的な学び方・学ばせ方のシステム作り」をテーマに行われた今回のセミナーでは、発生工学技術開発・実践プログラムの取り組みとして、若山照彦発生工学研究センター長及び大我政敏生命環境学部助教とプログラム参加学生が、上級生が新しく研究室に入って来た学生に対して指導や助言を行う「自主ゼミ」や、操作に高い技術を要する実験器具の技能検定試験を独自に実施するといった取り組みにより、学生の自発的な学習意欲を育てていると説明しました。
 続いて、流域環境科学特別教育プログラムの取り組みとして、遠山忠国際流域環境研究センター准教授とプログラム参加学生が、留学生と日本人学生が英語を用いて自由な討論・意見交換を行うサロン(外国語ゼミ)を紹介し、様々な国の流域環境の状況や文化を知ることが国際的な視野の拡大と研究の深化に繋がると述べました。
 参加者は熱心に聞き入り活発な質疑応答が交わされるなど、大学院教育における学生の自主的な学びの重要性が垣間見える有意義なセミナーとなりました。

大学院特別教育プログラムHP