山梨大学を覗いてみよう
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理念・沿革重新徽典館碑 山梨大学の淵源となる寛政7年(1796年)に創設された教育機関「徽典館」が、天保14年(1844年)に新築移転したことを記念して建立されたもので、山梨大学および教育学部のシンボルとして受け継がれてきました。平成28年、この歴史的に価値のある石碑を 後世に遺していくため石碑を修復し、あわせて地域住民の憩いの場となるよう周辺を整備しました。沿革山梨大学憲章 山梨大学は、個人の尊厳を重んじ、真理の追究と学問の自由を大切にし、多様な文化や価値観を積極的に受入れます。 また、社会の要求に応えつつ、広い知識と深い専門性を追求し、地域の中核となり、世界の平和と人類の福祉に貢献できる人材を養成する場となることを表明します。 この憲章に基づいて、山梨大学の役員・職員・学生は、志を同じくするすべての人々と協力し、以下の目標の達成を目指します。未来世代にも配慮した教育研究山梨大学は、現代世代だけでなく、未来世代の福祉と環境にも配慮した視点に基づいて、教育研究を行います。諸学の融合の推進山梨大学は、専門領域を超えて協力し合い、諸学の柔軟な融合による新しい学問分野を創設し、さまざまな課題の解決に努めます。世界的研究拠点の形成山梨大学は、国際的視野を持って、問題の発見と解決に取り組み、世界の人材が集う研究拠点を構築し、学術及び科学技術の発展に貢献します。地域から世界へ 山梨大学は、地域社会が抱える課題を取り上げ、その解決に地域と協同してあたり、得られた成果を世界に向けて発信します。現実社会への還元山梨大学は、教育研究の成果が社会に応用され、役立つよう、社会に積極的に還元することに努めます。絶えざる改革山梨大学は、自ら点検・評価を行うとともに、社会からの声を広く求め、絶えざる改革を推進します。国際社会で活躍する人材の養成山梨大学は、市民としての倫理性と自律性を身に付け、専門性をも って、国際社会で活躍できる人材の養成に努めます。教育学部工学部医学部生命環境学部※平成24年~ たわわに実った葡萄の房が輝く太陽の光に照らされているところを立体的にデザインしました。繋がった円は、「学問の融合」と、本学が育んだ教育・研究の情報が地域さらには世界に向けて発信され、再び本学に戻ってくるという「循環的な相互関係」を、そして、独立した円は、輝く太陽と新しい山梨大学が希求する理念を表現しています。葡萄は、古くから生命や知識、そして文化のシンボルとして知られています。太陽の光があたった葡萄は、山梨大学がますます国際社会に貢献していく理想像も重ね合わせています。寛政7年甲府学問所「徽典館」明治8年山梨県師範学校平成14年 山梨大学 開学大正13年山梨高等工業学校平成16年 国立大学法人 山梨大学 発足昭和53年 山梨医科大学 開学昭和24年 山梨大学 開学大正10年山梨県実業補習学校教員養成所工学部理念・目的 豊かな人間性と倫理性を備え、広い知識と深い専門性を有して、 地域社会・国際社会に貢献できる人材を養成する教育・研究を行います。キャッチフレーズ 「地域の中核、世界の人材」シンボルマーク

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