山梨大学を覗いてみよう
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〔保険適用〕 ・前立腺癌手術 ・腎癌手術〔保険適用外〕 ・胃癌手術(保険適用に向けて) ・性転換手術〔婦人科領域〕(自費診療)医学部附属病院大学病院の役割と様々な機能の強化  『一人ひとりが満足できる病院』を理念として掲げ、大学病院という特性を生かした最新の基礎研究、又は臨床研究の成果に基づいた、確証のある高度で質の高い診療の提供、及び特定機能病院として最新鋭の医療機器の整備による、ニーズに対応した高度な医療の提供が最も重要と考え、実践しています。また、医療の安全に最大限の注意を払い、患者さんのQOLが向上できる安心・安全な医療を目指しています。先進医療と最新鋭の医療機器を整備した手術室【先進医療】 多くの大学病院をはじめとする医療機関や研究機関において、常に新しい診断法や治療法の開発が行われています。このうち、厚生労働省により有効性が認められたものが先進医療として承認されます。本院では、2件の先進医療を受けることができます。○急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による 骨髄微小残存病変(MRD)量の測定[小児科]○歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法[歯科口腔外科] 【最新の手術室】○可動式MRI手術室 可動式3テスラ高磁場MRI装置の整備により、術中の状態をリアルタイムに把握することが可能となり、安全性と確実性が大きく向上しました。  ・主に脳神経外科手術領域(脳腫瘍など)○ハイブリッド手術室 ロボットアームを搭載した血管撮影装置を整備し、外科手術と血管内治療を同時に行うことを可能とし、多関節アームにより、複雑な手術体位にも対応できます。平成29年10月より、心臓弁膜症に対する新しい治療法として期待されている『経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)』を実施しています。 ・大動脈瘤ステントグラフト治療 ・経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)○内視鏡手術支援ロボット『ダヴィンチSi』手術室 『ダヴィンチSi』はロボット部と操作部、助手用のモニター等で構成され、ロボット部には、先端に鉗子やメスなどを取り付ける3本のアームと1本のカメラが装着されています。手術アームは人間の手首以上の可動域があり、従来の腹腔鏡下手術では不可能であったような精細な手術をスムーズかつ安全確実に行うことができます。

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