こんにちは!山梨大学大学院(医工農学総合教育部修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース)1年の木島です。
高校生の皆さんは、大学生になると一日の流れがどのようになるのか、気になっているかもしれません。
そこで今回は、大学院生の1日の流れを知ってもらうため、ある1日の流れをご紹介します。
7:00 起床
最近ではスマートホームを使って目覚ましをかけています。
7:30 朝食
朝食を食べます。朝は、ご飯派です。
9:00-10:30 応用数学演習
この日は、線形代数の基底や線型従属、線型独立のテーマでの演習です。
みなさんは、高校数学でベクトルや行列について学んできたかと思います。実はこれらの内容はAIが動作するための、根本的な計算方法として使われています。
AIを活用した研究には重要な分野なため、復習してから授業に取り組んでいます。
10:40-13:30 ゼミ
高校までの先生が教える一方的な授業とは違い、学生自身が発表し、議論するのが大学のゼミです。高校での探究活動に近いのかもしれません。
この日は、修士課程の学生が自身の研究の進捗を報告し、学部の学生は論文の読み方について指導を受けました。私は先輩として、学部生に向けて自分が去年執筆した卒業論文の解説を行いました。
私が所属しているのは、安全工学と呼ばれる、事故を未然に防ぐための技術について研究を行う研究室です。
コンピュータ理工学の分野は幅広く、AIに直結する内容の研究から、私のように安全工学といった内容まで取り扱っています。
14:00 昼食
この日のお昼ご飯は、パスタを作りました。
最近、乾燥パスタのタンパク質含有量が意外と高いことを知ってから、お昼はよくパスタを食べています。
14:30-15:30 スーパーへ買い物
大学の授業では、高校とは違い、授業が入っていない時間ができます。私は、その時間を活用して、週に一回スーパーへ行きます。
大学の周りにはスーパーがないため、徒歩で甲府駅前の地下にあるスーパーへ行きます。一週間の栄養バランスが良くなるように食材を選びます。
16:00 参考文献の調査
自分の研究概要書を作成するため、先行研究の調査を行います。
最近は論文検索サイトに搭載されたAI機能を活用しています。日本語や英語の論文であれば、今までのキーワード検索の方が知りたい情報に早く辿り着けることもありますが、中国語といった読むことが難しい論文を探す際は、言語の壁を越えて意味を解釈してくれるAI機能が非常に役立ちます。目的に応じて検索手法を使い分けています。
17:00 アニメ
アニメをみてリフレッシュします。
動画配信サービスの多くは学割が用意されていることもあり、お得に利用することができます。学生だと、動画以外にも安くなるサービスがあるので、大学生になったら確認してみるのがおすすめです。
18:00 復習(線形代数)
午前の応用数学演習の復習を行います。授業を聞いて分かったつもりでも、計算方法を忘れていることはよくあるので復習をします。
19:00 夕食
自炊で夕食を作ります。この日のメニューは「鰹のたたきとピーマンとこんにゃくの焼肉タレがけ」です。
現在住んでいるアパートはプロパンガスで、都市ガスに比べてガス代が高い環境です。私が契約している電気会社の料金とプロパンガスの料金を比較すると、電気代の方が安くなります。そのため、ガスコンロの使用を最小限に抑え、電子レンジをメインに使って調理することで、光熱費を節約しています。
20:00 動画
夕食後は、動画サイトに流れるコメントを見ながら過ごします。音声合成技術を使ったキャラクターが主役の料理動画などをよく視聴しています。
21:00 機械学習特論、コンピュータネットワーク特論の復習
夜の時間は、特論と呼ばれる、学部の内容を発展させた科目の復習に充てます。
昨日の火曜日にあった「機械学習特論」に出てきた数式を手計算で追って復習し、明日の木曜日に小テストがある「コンピュータネットワーク特論」の事前対策を行います。
高校とは違い、中間テスト等だけでなく、毎回の小テストやレポートで評価される授業も多くあります。授業の復習はその日のうちにできれば理想ですが、実際には時間が足りないことも多いため、このように授業のない空き時間や別の日にスケジュールを調整して学習を進めています。
22:30 記事の執筆
大学の広報スタッフとしての記事を執筆しています。まさに今皆さんが読んでいるような、大学の魅力を伝える記事を生み出して、大学に関心を持ってもらえたらうれしいです。
23:00 シャワー
シャワーを浴びます。
24:00 就寝
規則正しい生活リズムを保つため、毎日0時ごろには就寝するようにしています。
一週間の予定
私のこの週の予定を表に示します。
表に示したように、大学院一年生はあまり授業のコマ数は多くない代わりに、一つ一つの科目の内容が重くなっています。
加えて、授業が入っていない時間は、研究時間にあたります。
授業の合間や、授業が全くないまとまった空き時間を活用して、ソースコードを書いたり、先行研究の調査などを進めたりしています。
また、大学院生になるとTA(ティーチング・アシスタント)として学部生の授業の補助を行います。
私は、木曜日の「ハードウェア基礎および実験」を担当しています。
そして、私は主に週末はバイトを行います。
この週はたまたま金曜日から三日間連続での出勤となりましたが、日々の研究やTA業務とも両立させる必要があるため、アルバイトのシフトは月に40時間程度になるよう自分で調整しています。
終わりに
大学院生になると、研究、授業、TA、そしてアルバイトと、自分でスケジュールを管理して動くことが求められます。
大変なこともありますが、その分やりがいも大きいです。
この記事が、皆さんが大学生活をイメージする際の一助になれば幸いです。



