縄文土器(宮の前遺跡出土)を学長室に設置・展示

2017年6月21日 トピックス

 この度、本学学長室に、県内で発掘された縄文土器(宮の前遺跡第11号住居出土)を設置・展示しました。

 これは、塚本レイ子本学理事を通じて、山梨県の文化振興の推進及び文化を通じた教育支援を目的として、県立考古博物館から貸し出していただいたものです。

 宮の前遺跡は、西八代郡市川三郷町黒沢にある旧石器時代と縄文時代の遺跡で、この土器は昭和57年に県埋蔵文化財センターが発掘調査を行い、住居の中央にある炉(火を焚いて暖を取ったり煮炊きする場所)の脇から横に倒れた状態で出土されました。条線をつけた胴部にJ字型やU字型をモチーフにした隆帯懸垂文と呼ばれる文様を貼り付けています。