豊木博泰 工学域長らが山梨県域バス路線情報「オープンデータ化」を開発

2017年1月24日 トピックス

 平成29年1月20日(金)、甲府キャンパスにおいて、山梨県域バス路線情報「オープンデータ化」公開に関する共同記者会見を行いました。

 現在、山梨県バス協会で運営されている山梨県バス総合案内システム「やまなしバスコンシェルジュ」が作成・保有するデータが、株式会社YSK e-com及び本学が共同で開発したデータを出力するソフトを通じて、世界標準フォーマット「GTFS形式」で公開されます。

 これにより、県内のバス路線や停留所の位置情報、運行時刻や料金等の情報が、大手情報検索サイトの交通情報サービスで活用される予定です。実現すれば、時間・場所を問わず誰でも県内のバス情報を入手することが可能となり、外国人観光客等の利便性の向上が見込まれます。

 今回、全国に先駆けて、県単位のバス情報をオープンデータ化することにより、今後、全国の公共交通情報のオープンデータ化の加速が期待されます。

 会見では、ソフト開発を主導した豊木博泰 工学域長及び株式会社YSK e-com担当者が、システムの概要や利用方法、他国での実例等を説明しました。

山梨県の路線バス情報のGTFSデータ提供サイト ※2月1日(水)公開予定