COCシンポジウム&中間報告会「地域の活性化~ツーリズムによる取組みから~」を開催

2016年10月4日 トピックス

 平成28年9月29日(木)、山梨県立図書館において、「地域の活性化~ツーリズムによる取組みから~」をテーマに、山梨大学COCシンポジウム&中間報告会を開催し、自治体や企業・団体の関係者、学生・教職員等約100名が参加しました。

 島田眞路学長による開会挨拶の後、前九州国立博物館長の三輪嘉六氏より「九州国立博物館が果たした地域の活性化」と題してご講演いただきました。「学校より面白く、教科書よりわかり易い」を目標に、歴史的環境を活かした博物館づくり、博物館の多目的な活用、市民によるボランティア活動、入館者への配慮等など事例を交えての紹介があり、地域や市民と一体となった取組み、博物館を通じた地域活性化の重要性を強調されました。

 シンポジウムでは、大山 勲 生命環境学域教授より、ツーリズムを通じた人材育成、地域と学生の協働による活性化、今後の展望が述べられ、奥田 徹 教授よりワインツーリズム、菊地淑人 准教授よりアグリツーリズムを通じた学生の活動について報告がありました。

 その後、中間報告会では、地方創生支援教育研究プロジェクト12件、COC事業における教育プログラム、地域課題解決科目3件についてポスター発表が行われました。各担当教員らの説明を聞きながら参加者が熱心に質問するなど、有意義な報告会となりました。