学長招待特別講演会を開催

　令和７年11月19日（水）、大村智記念学術館において、丸山洋司氏（公立学校共済組合理事長、元文部科学審議官）を講師として学長招待特別講演会を開催しました。
　講演会では、まず中村和彦学長が「丸山氏がこれまで培われてこられた教育財政や高等教育政策に関する豊富な知見に基づく講演を通じて、未来の地域社会のニーズに応える人材育成の視点、大学運営に直結する新たな気づきや方向性を得られる貴重な機会としたい」と挨拶を述べました。
　その後、丸山氏が「将来の社会・産業構造の変化を見据えた大学の理系転換の促進等について」と題して講演し、公立学校共済組合の取組や大学病院の経営状況、さらに将来の社会・産業構造の変化を踏まえた、大学の理系転換の促進について触れ、日本の教育と医療が直面する課題を挙げ、それらを乗り越えるためのビジョンについて語りました。
　講演後には客員教授称号授与式を行い、中村学長より丸山氏に委嘱状を贈呈し、その後、丸山氏は本学役員とともに、本学の強み・特色ある研究施設である「ワイン科学研究センター」を視察しました。