山梨大学・北杜市連携事業 芸術文化講座「J.S.バッハ『受難オラトリオ』演奏会」を開催

2024年3月11日 トピックス

 令和6年3月2日(土)、北杜市八ヶ岳やまびこホールにおいて、本学と北杜市の共催による、芸術文化講座「J.S.バッハ『受難オラトリオ』演奏会」を開催し、約300名が鑑賞に訪れました。
 この作品は、J.S.バッハが作曲したとされる曲を、ワイマール音楽大学のアレクサンダー・グリヒトリク教授が復元・補完した作品で、日本で初めての演奏となりました。
 テノール歌手としても活躍する片野耕喜本学教育学域教授が企画運営し、招集したソリスト、本学学生が参加する合唱団と、グリヒトリク教授が指揮するオーケストラで行われた日本初演は、熱気溢れる演奏会となりました。翌3日(日)には、聖心女子大学との共催事業として東京でも演奏され、観客は厳粛な響きに聴き入っていました。
 片野教授は「日本初演ということもあり、楽譜の制作など一からの挑戦でしたが、本学の学生・卒業生の気合いの入った演奏により、ドイツ大使館職員、音楽学者やバッハ研究者の諸先生方からも大きな賛辞が寄せられました」とコメントしています。