第4回山梨大学先端脳科学特別教育プログラム―山梨GLIAセンター国際シンポジウムを開催
2024年2月27日 トピックス
令和6年2月21日(水)、大村智記念学術館において、「第4回山梨大学先端脳科学特別教育プログラム―山梨GLIAセンター国際シンポジウム」を開催し、国内外から約50名が参加しました。
本学では、2016年に大学院先端脳科学特別教育プログラムを開講し、脳科学に精通した研究者・教育者の育成に取り組んできました。また、2021年に山梨GLIAセンターを設立し、脳の各種細胞機能と免疫等末梢組織の機能、さらに学内外の異分野研究・教育を「繋ぐ」ことで大きな創発を生みだすことを目指しています。
本シンポジウムは、教育プログラムおよび本学の脳科学研究、グリア研究の成果を発信し、学内外の研究者の交流を促進することを目的に開催するものです。
シンポジウムでは、はじめに、中村和彦学長より「本日のシンポジウムを契機に、本学における教育プログラムと脳科学研究がますます発展することを願っています」と挨拶がありました。
その後、4名の学内研究者による成果発表に続き、2名の海外招待者による特別講演、4名の国内招待者による先鋭の研究発表、学内外の研究者によるポスターセッションが行われ、活発なディスカッションが交わされました。
参加者からは、「国際的に活躍されている講演者の先生方に直接お話を聞くことができ、とても貴重な機会だった」「コンパクトなシンポジウムで活発に交流できた」「ミクログリアをニューロンに転換できることに驚いた」などの感想が寄せられ、脳科学に精通した研究者・教育者の育成に繋がるシンポジウムとなりました。