修士課程工学専攻流域環境科学特別教育プログラム2年の平井聡一郎さんが第60回環境工学研究フォーラムで環境技術・プロジェクト賞を受賞
2023年12月6日 トピックス
令和5年11月29日(水)~12月1日(金)、山口県で開催された第60回環境工学研究フォーラムにおいて、本学修士課程工学専攻流域環境科学特別教育プログラム2年の平井聡一郎さん(指導教員:原本英司 国際流域環境研究センター教授)が環境技術・プロジェクト賞を受賞しました。
本賞は、環境工学分野において最も優れた技術を報告したポスター発表に対し贈られるものです。
受賞題目は「空気清浄機を用いた空間中の新型コロナウイルス検出技術の開発」で、感染症に強靭な社会構築の貢献を目指し、空気清浄機のフィルターに捕捉された新型コロナウイルスを回収・検出する技術を開発し、病院内の10ヶ所に空気清浄機を設置して実施した実証試験により、エリアごとのウイルス量の可視化に成功した結果を報告しました。本研究の成果は、原本研究室と株式会社雷神の風(代表取締役 細田悟氏)との共同研究により得られたものです。
受賞した平井さんは、「今回、このような名誉のある賞をいただき、大変光栄に思います。研究の指導やサポートをしていただいた原本先生、細田先生、研究室の方々に感謝しております。今後より一層、本研究を発展できるように努力していきたいと思います」とコメントしています。