令和5年度山梨大学半導体セミナーを開催

2023年11月21日 トピックス

 令和5年11月10日(金)、甲府キャンパスにおいて、令和5年度山梨大学半導体セミナーを、ハイブリッド形式で開催し、本学の学生や民間企業の技術・研究職の方など、約170名が参加しました。
 山梨県には、半導体製造に関わる多くの企業が存在し、県の経済の一翼を担っている一方で、半導体に携わる人材不足の問題も顕在化し始めています。本学では、こうした背景を踏まえ、半導体製造を担う優秀な人材を育成し、半導体に関連する人的交流を図ることを目的に、本セミナーを開催しました。
 セミナーでは、市川満本学理事(産学官連携担当)の開会あいさつの後、潮尚之本学客員教授が「米国をはじめとした半導体産業の動向」について説明しました。その後、キオクシア株式会社、ファスフォードテクノロジ株式会社及び、NECプラットフォームズ株式会社の3社から、半導体を「造る、組み立てる、使う」という一連の流れに沿った講演を行いました。
 最後に、茅暁陽本学理事(学術研究担当)の閉会あいさつがあり、参加者からは「半導体製造装置に関する基礎的なことから最先端のことまで網羅されていてよかった」「半導体業界に興味を持つことができた」等の感想が寄せられ、有意義なセミナーとなりました。