令和5年度大学・高専機能強化支援事業(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援)に採択されました

2023年8月2日 トピックス

 本学は、令和5年度大学・高専機能強化支援事業(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援)に申請し、採択されました。
 本事業は、デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、国が基金を創設し、大学院段階の体制強化を図る大学を対象に、機動的かつ継続的に支援を行うものです。
 本学の申請(構想)では、大学院の情報系分野における募集人員を見直し、修士課程(工学専攻コンピュータ理工学コース)及び博士課程(工学専攻システム統合工学コース情報通信システム分野)を拡充することとしています。具体的には、修士課程は現在23人の募集人員を令和7年度に33人、令和10年度に43人と段階的に増員し、博士課程は令和9年度に現在の2人から4人に増員します。
 なお、大学院に先行して学部段階においても情報系分野を増員することとしており、令和6年度の工学部改組に併せてコンピュータ理工学コース(現・コンピュータ理工学科)の募集人員を現在の55人から75人(目安)に増員し、更に2年次以降は90人規模とする予定です。
 本学工学部コンピュータ理工学科は、国立大学で最初に設置された情報系学科「計算機科学科」を起源としており、多くの情報系人材を輩出してきましたが、今後、学部・大学院において、これまで以上に多くの優秀な高度情報系人材を育成し、社会ニーズに対応するため、本事業を通じて教育研究環境をさらに充実させ、教育研究機能の強化を図ります。

(参考資料)
文部科学省ホームページ(成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金による継続的支援)
山梨大学工学部・大学院工学専攻(修士・博士課程)ホームページ
令和6年度⼯学部改組に伴う入学者選抜試験の変更について